TL小説とかTLコミックとかの恋愛もの、一時期に比べたら「ドS系」「俺様系」って減った気がします。ちょっと意地悪で強引でって男性より、女の子をベタベタに可愛がって溺愛する男性が最近だと流行っているのかな?
現実でも「草食系男子」なんて言葉があるように、男性がガツガツしないというか…こうマイルドで女性に優しい時代になった感じがします。
けどヒロインはまだまだ肉食系女子までは言ってなくて、草食系からすらも溺愛される受け身なタイプが多いかと思います。男性がたとえば気弱であったとしても、体格差で女性が弱々しく(?)見えるようにしたりとか。あ、もちろんそれがだめとか全然思ってないし、そういうのもキュンとします。
女性が男性よりも背が高かったり、ちょっと年上だったり、肉食系だったり……みたいなのってあんまりないけど需要ないのかな?年下男子とかわたし結構好きなんだけど、それ系で調べると男性ものが多くヒットしてしまう(笑)
乙女ゲームとかでも気が強かったり、戦うヒロインよりも、守ってもらえるヒロインのが人気みたいだし。わたし自信が気が弱いから、気の強いヒロインって憧れるんだけどなあ。そんな気が強いヒロインが恋愛して照れる姿ってかわいいと思うんだけど……
そんな気の強かったり、年上だったり、背が高かったりするヒロインを必死に愛するヒーローにもキュンとするんだけど、最近はあまりそういうの見かけないですね。
増えて……くれないかな(笑)
Monthly Archives: 4月 2023
十角館の殺人
ミステリー界の大御所、綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」をご存知ですか?読んだことはなくても、タイトルは聞いたことあるよという人は多いのではないでしょうか。
日本のミステリー好きならまずオススメしてくるであろう一冊です。1987年に出版されて以降、多くの人から愛されてきている名作で、日本のミステリー界に大きな影響を与えました。
十角館の殺人は、ストーリー、トリックが優れているのは言うまでもありませんが、登場人物がとても個性的で魅力があります。主要登場人物の人の大半は推理小説研究会のメンバーで、お互いを本名では呼ばず、海外の有名なミステリー作家からとったニックネームで呼び合います。
たとえば、「ポウ」はエドガー・アラン・ポー、「エラリー」はエラリー・クイーン、「アガサ」はミステリーの女王アガサ・クリスティーなど。この魅力的なキャラのおかげもあって、長年のファンがいたり、想像して描いたイラストを投稿する人がいたりします。
なんで突然、「十角館の殺人」の話をしたかというと、コミカライズしていたことを知ったからです!
この個性的なキャラが一体どんなふうに描かれているのか、この小説はいわゆる叙述トリックが使われているのでそれをどうやってコミックで表すのかとても興味深いです。十角館のキャラ好きなんだよなあ。
ってことで、早速コミック版読んできます!