一時期「私人逮捕系YouTuber」という方々話題になりましたね。
彼らがアップロードしている動画の内容としては駅や街中を自主パトロールして、痴漢や盗撮などを見つけて注意して警察に引き渡すといったような内容です。
リアル警察24時のようで迫力があるとか、警察でも数が追いつかない性犯罪者を捕まえてくれてありがとう!とか、痴漢にあっても声もだせず誰にも助けを求められなかったので心強いです!など賛辞の声も多く上がっていましたが、警察でもない一般人にそんな権限があるのか、確保するとき強引すぎて危ない、冤罪だったらどうするのかということで炎上しました。
また一部の私人逮捕系YouTuberが逮捕される結果となり(逮捕された内容は痴漢や盗撮を捕まえることとは別でしたが)世間では否定的な声のほうが多くあがるように思えました。
この問題、ちょっと興味深くて見ていたのですが否定的な意見を言う人の大半が男性でした。一番大きい理由としては、身動きの取れない満員電車などで痴漢冤罪で捕まったら堪ったものじゃないというもの。
なるほどなと思いました。
わたしは子供の頃から読書ばっかりしているおとなしい子だったので、朝の満員電車ではよく狙われました。きっと騒がないと思ったのでしょうね。まあ実際その通りで声すらあげることもできませんでした。
なので、痴漢や盗撮犯を捕まえてくれるということろだけみると称賛する側にどうしてもまわってしまいます。
痴漢冤罪のリスクの他、いろいろ問題があるのもわかっていますのが、一度でもこいった被害に遭うとそれでも彼らに少しでもすがってしまいたくなるのです。
そもそもそういった私人逮捕系YouTuberも痴漢や盗撮犯がいなければ活動できないはず。
盗撮は気軽にできるためか本当に多いなと感じます。
彼らのようなダークヒーローが活躍しなくてもいい世の中になるといいなと切に願っています。
学校の七不思議
みなさんは子供の頃「学校の七不思議」というものはありましたか?
わたしが小学生の頃もあって、怖いけど夢中で七不思議に関する本を図書室で借りて読んだものです。
七不思議といっても、いろんな種類のものがあって、総合したら7つ以上あると思います。
有名なところでいうと「トイレの花子さん」「音楽室の目が動く肖像画」「校庭を歩き回る二宮金次郎像」「十三階段」「動く人体模型像」などなど。
これらに他のいろんなものが付け加わって、その学校の七不思議ができあがっていたと思います。
七不思議の怪異が起きるのは基本的に真夜中なので、生徒でそれを確認するのは難しいですし、あくまでも噂話や都市伝説的な感じですよね。
一番不思議だなっていうのは、そういった七不思議がインターネットがないころに各地の学校で、内容は微妙に違うものの共通認識としてあったことですね。
元ネタというか出処はいったいどこで、いつ頃からあるんでしょうか。
少なくともわたしが小学生の頃にはあったので、インターネットがないころから存在していたことは間違えありません。
どこの誰かが言い出して、テレビや雑誌などでひろまったのでしょうか?
軽く調べたところ「七不思議」自体はかなり前からあって、江戸時代からあるとかなんとか…。
それでいろんな七不思議を題材にした本を出版している出版社が学校の七不思議の本を発売したからそれで広がった説があります。
本当かわからないけど、それで全国に広まったとしたらそれはそれですごいですよね。それくらい魅力的な話なんでしょうね。
フードデリバリー
最近はフードデリバリーサービスが浸透してきて、家にいながら気軽に外食が楽しめるようになりましたね。
家で食べるのになんで「外食」なんだよっ感じですが、今のフードデリバリーは以前の出前とちがって、レストランの料理を宅配してもらう感じなので「おうちで外食」って気がするんですよね。
以前の「出前」は、もともとデリバリー用のピザを届けてもらうみたいな印象です。
考えてみたら出前って昔はピザか寿司が定番でしたよね。あとは近所のそばやさんとかラーメン屋さんとか。
今はありとあらゆる食事を運んでもらえてすごいなって思います。
さすがに店舗で食べるよりは割高になりますが、朝バタバタしてるときに注文だけして自分の用意をしているあいだに届きますからね。
時間短縮っていう意味では割高なのは仕方ないと割り切ってます。
あと、食べ物だけじゃなくて、飲み物やデザート、コンビニの商品なんかも持ってきてくれるのもありがたいですよね。
読書してるときになにか美味しいお茶とケーキが食べたい……。
そんなときポチッと注文完了しておけば、あとは優雅に本を楽しみながら商品を届くのを待つだけ。
家でいれるお茶とは一味違った美味しいお茶とケーキをいただく……結構な贅沢ですがたまにはいいかななんて思ってます。
難読漢字
突然ですが「嘯く」ってなんて読むと思いますか?
この漢字、とても難しくて正読率が5%とかなんとか言われてます。
もちろん常用漢字ではないため、新聞などでは使われないです。(小説では使われることはあると思いますが、おそらくルビがついてると思われます)
まずそもそも、漢字自体が難しいですよね。書けと言われても、見ないと書けないし、見ても画数も多く細かいから間違えそうです。
そんな漢字、読めないのが普通ではないでしょうか。
さて、では答えですが…
「うそぶく」と読みます。
とぼけて知らないふりをするといった意味があります。
読めないどころか、あまり使用しない単語ですよね。
最近の若者は本を読まないからこんな漢字が読めないんだ!
なんて言う人もいますが、読書をそこそこしているわたしでも知らなければちょっと厳しい漢字です。
わたしはたまたま難読な漢字ということで話題になっていて知っていたから読めますが、そうでなければ読めませんでした。
他にも難読漢字を見ると、本当に読めないものばかりでちょっとおもしろかったです。
軽く紹介をしてみましょう。
「蟠る」わだかまる
「強か」したたか
「軈て」やがて
「能わず」あたわず
「堆く」うずたかく
いや~難しいし読めませんね(笑)
その他地名、名字、動物の名前、植物の名前、魚の名前なんかも難読な漢字がたくさんあります。
暇なとき難読漢字一覧を見るのも結構面白いのでおすすめですよ。
思考実験
最近、思考実験に触れる機会がありました。思考実験という言葉にすると難しいかもしれませんが、皆さん「トロッコ問題」であれば一度は耳にしたことがあり、自分ならどうするか、考えたことがあるのではないでしょうか。
「トロッコ問題」は非常に有名ですが、この他にも、数学、物理学、哲学、倫理学など様々な分野に分類された思考実験があります。
私が今回触れているのは哲学や倫理学に分類されるものですが、こういうのは実際考えてみると面白いものですね。
色々な話がある中で私が興味を持ったのは「スワンプマン(沼男)」や、「テセウスの船」といった自己や物体に対するの同一性を思考するもの、「臓器くじ」や「カルネアデスの板」といった自分の命と他人の命を天秤にかけたものです。
人によって様々な答えの出し方があるものだと思いますが、これを思考することによって自分という人間が分かるような……そんな気がします。
ちなみに私は、沼から生まれた自分のクローンは元の人間と同一人物だとは思わないし、パーツがすべて組変わったものを同じ船だとは思いません。臓器くじで自分が命を落とすことになればその制度を恨むでしょうし、自分の命が助かるなら縋るでしょう。また、板が沈んでしまうなら二人でつかまろうとは思いませんし、突き飛ばされたならその相手をやはり恨むのだと思います。
なので、私は非常に「今の」自分が可愛いのかもしれません(笑)
こう聞くと「あれ?私って自己中心的すぎ?!」と焦りますが、物語の主人公のように簡単に自己犠牲に走らない部分は、ある意味、まっとうな人間らしいのかもしれません(笑)あとは、リアルでも創作でも偽善者が嫌いなこともあるでしょうね。
皆さんも是非思考実験を試してみてください。自分で気が付かなかった自分に気が付けるかもしれませんよ。
台風
茹だるような暑さが続いたかと思えば最近は台風が接近してきて、うんざりするような雨が降ったり、じめじめ蒸し暑くなったり、気圧で頭痛が起きたりと、憂鬱な日々が始まりました。
どうにかしてこの嫌な季節を乗り越せないかと、台風について色々調べていた時に、季語の話題について目に入りました。
この台風というのは9月(旧8月)の仲秋、つまり秋の季語のようです。まだまだ気温の高さに苦しめられるものの、夏と秋の境は8月8日の立秋なので、暦的には確かに秋の季語なのでしょう。
この季語が使われるようになったのは大正時代からと言われており、そのころから俳句の季語として親しまれてきました。「野分(のわけ、のわき)」という別の呼び名もあるようです。野分は秋から初寒にかけて吹く風や台風の余波の風のことを言います。台風、と普段使っている言葉で表すよりも風情を感じられて私は好きです。
近頃では異常気象のせいか四季がなくなり二季(夏と冬)になるともいわれていますが、こうして言葉で秋を感じられるのは嬉しいところです。とはいえ、この気候が嫌なことに変わりはないのですが……。
そんな台風の日は家に閉じこもって小説を読み耽るに限るといつも思っているのですが、少し趣向を変えて、俳句を調べてみるのもいいかな、と思います。
うさぎの仕草
わたしはうさぎを二羽飼っています。本当は一羽だけ飼うつもりだったんですけど、ペットショップに行ったときに、ケージが隣同士で、とってもかわいい二羽のネザーランドドワーフがいました。
どちらもとてもかわいくて選べず……悩んだすえに二羽ともお迎えしてしまいました。
うさぎの多頭飼いは大変とは聞いていたので、ちょっと覚悟がいりました。けど二羽がとっても仲良くて、いつもべったりとくっついてて、大変だけど今では二羽ともお迎えできてよかったと心から思っています。そうしてうさぎのことを理解するために、何冊かうさぎの飼育本を買ってたくさん読みました。
うさぎは犬や猫ほど顔に表情がありません。(そこもかわいいです!)
じゃあ感情がわかりにくいのかと言われたらそんなことはなく、とっても表情豊かな動物だと思います。わかってしまえば、嬉しいときや怒ってるとき……そんな感情の幅もわかるようになりました。
それと、二羽を一緒に遊ばせていると、おでことおでこをくっつけているときがあります。これはうさぎが仲間同士で謝ったり、信頼を示すときに行う行動のようです。一節では骨伝導で会話しているとかも…。
たまに人間にもおでこをくっつけようとしてくるときがありますが、これもうさぎからの信頼のサインなのかと思うととても嬉しく思います。
そういえば映画の「ピーターラビット」でも謝るときにうさぎがおでこをくっつけるというシーンがあります。あれは映画オリジナルの設定ではなく、うさぎの習性をもとにしたシーンだったんですね。
やはり多頭飼いは大変なこともたくさんありますが、おでこをくっつけて信頼もしてくれるかわいいこの子たちを、家族同然に今後も大切に育てていこうと思います。
ドイツの伝統文化
コロナ禍の波が落ち着いて、最近ではお出かけをすることが多くなりました。以前……というか、何年か前に、ぼーっとしたい時や考え事をしたい時にお気に入りのスタンディングバーに行く、なんて話をしたこともありますが、今では気兼ねなくお酒を飲みに行けるのが有難いです。
そして最近、またお酒を飲む機会があありました。ただ、そのお気に入りのバーではなく、青空の下でお昼からの飲酒です。ここまで言うとピンとくる方もいるかもしれませんが、ドイツではおなじみの行事「オクトーバーフェスト」に行ってみたのです。
あんまりお酒が飲めなかった私もバーに通ううちに少しずついろんなお酒が飲めるようになりまして。本当はビールはあまり得意ではなかったのですが、本場の美味しいドイツビールなら飲めるかもしれない、と思い切ってチャレンジしてみることにしました。
結果、とても美味しくビールを飲むことができて自分でも驚きました!飲みやすいとか、口当たりがいい、という紹介がされているビールを飲んでいたからかもしれませんが、生まれて初めてビールを美味しいと思うことができました(笑)梅酒の梅が美味しいなんて言っていた私に見せてあげたいくらいの大進歩です。
ちなみにこのオクトーバーフェストは、本来は9月から10月にかけて2週間行われる200年以上続いた伝統文化のようで、世界最大のビールの祭典と呼ばれているようです。本場のミュンヘンでは世界中から600万人もの人が訪れるのだとか。
お出かけしやすくなったとはいえ、まだまだ海外旅行をするには躊躇してしまうところがあるので、こうして海外の文化に触れられる機会があるのは嬉しいものですね。
肉食系女子ヒロイン
TL小説とかTLコミックとかの恋愛もの、一時期に比べたら「ドS系」「俺様系」って減った気がします。ちょっと意地悪で強引でって男性より、女の子をベタベタに可愛がって溺愛する男性が最近だと流行っているのかな?
現実でも「草食系男子」なんて言葉があるように、男性がガツガツしないというか…こうマイルドで女性に優しい時代になった感じがします。
けどヒロインはまだまだ肉食系女子までは言ってなくて、草食系からすらも溺愛される受け身なタイプが多いかと思います。男性がたとえば気弱であったとしても、体格差で女性が弱々しく(?)見えるようにしたりとか。あ、もちろんそれがだめとか全然思ってないし、そういうのもキュンとします。
女性が男性よりも背が高かったり、ちょっと年上だったり、肉食系だったり……みたいなのってあんまりないけど需要ないのかな?年下男子とかわたし結構好きなんだけど、それ系で調べると男性ものが多くヒットしてしまう(笑)
乙女ゲームとかでも気が強かったり、戦うヒロインよりも、守ってもらえるヒロインのが人気みたいだし。わたし自信が気が弱いから、気の強いヒロインって憧れるんだけどなあ。そんな気が強いヒロインが恋愛して照れる姿ってかわいいと思うんだけど……
そんな気の強かったり、年上だったり、背が高かったりするヒロインを必死に愛するヒーローにもキュンとするんだけど、最近はあまりそういうの見かけないですね。
増えて……くれないかな(笑)
十角館の殺人
ミステリー界の大御所、綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」をご存知ですか?読んだことはなくても、タイトルは聞いたことあるよという人は多いのではないでしょうか。
日本のミステリー好きならまずオススメしてくるであろう一冊です。1987年に出版されて以降、多くの人から愛されてきている名作で、日本のミステリー界に大きな影響を与えました。
十角館の殺人は、ストーリー、トリックが優れているのは言うまでもありませんが、登場人物がとても個性的で魅力があります。主要登場人物の人の大半は推理小説研究会のメンバーで、お互いを本名では呼ばず、海外の有名なミステリー作家からとったニックネームで呼び合います。
たとえば、「ポウ」はエドガー・アラン・ポー、「エラリー」はエラリー・クイーン、「アガサ」はミステリーの女王アガサ・クリスティーなど。この魅力的なキャラのおかげもあって、長年のファンがいたり、想像して描いたイラストを投稿する人がいたりします。
なんで突然、「十角館の殺人」の話をしたかというと、コミカライズしていたことを知ったからです!
この個性的なキャラが一体どんなふうに描かれているのか、この小説はいわゆる叙述トリックが使われているのでそれをどうやってコミックで表すのかとても興味深いです。十角館のキャラ好きなんだよなあ。
ってことで、早速コミック版読んできます!