先日、テレビで、自宅前に設置した小さな木箱に、使わなくなった電話ボックスに、そして店の周囲の壁に、古本が並んでいるのを見ました。どれも外国の話ですが、どこも、本を物々交換するために設置されたのだそうです。とても素敵な発想ですよね。もし自宅近くにこのような場所があったら、私は毎日通ってしまうと思います。でも日本でも同じ方式が成り立つかしら。こういう目新しい物は皆、距離を置きがちなイメージがして、どうも想像がつきません。
ただもしかしたら、うちの近くにないだけで、どこかにはあるのかもしれませんよね。しかし大きな図書館ならインターネットで検索して探すことも可能ですが、地域の人が設置した小さな場所は、現地へ足を運ばない限りは、その存在を知ることは難しいでしょうから、現状では、私が出会う機会は少なそうです。もし旅行に訪れたり、近場でも普段は通らない道を歩く時は、ちょっときょろきょろしてみるのが良いでしょうか。
ここまで書いてふと思いましたが、そういえば、最近は公衆電話を見る機会がずいぶん減っていますね。この間初めて行った病院にあった時は、「こんなところにあるんだ」と驚いてしまいましたもの。そうなると、電話ボックスに出会う可能性は低いかしら。残念です。